「Unicoder Lite」 は多機能万国文字操作ツールで,iPhone 等の iOS 機器に搭載された膨大な種類の文字の閲覧・入力を一貫したインターフェイスで提供するものです。無料の Lite 版は有料の Pro 版に比べて機能が絞り込まれていますが,Unicode 表の閲覧や特殊文字の入力には十分実用的にご利用いただけます。
***iOS 8 KNOWN ISSUE*** The language of our iOS applications may be forced into Japanese with non-English system of iOS 8. If you have accidentally got Japanese with the App, apply iOS 8 Workaround.
※iOS 7 でご利用の注意: 現行バージョンの Unicoder Lite は iOS 7 で起動するとヒントメッセージが閉じられず,操作不能になるという不具合が確認されています。その場合,下記のトラブル情報に記載された手順で対処して下さい。ご不便の件申し訳ありませんが,この問題に対処したアップデートを公開予定です。
公式 Twitter のご案内: MGJ Interactive 公式 Twitter では Unicoder Lite を始めとする製品の最新情報や,便利でユニークな使い方のヒントなどを発信しています。
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※特殊顔文字について: 一部の特殊な顔文字で使われている上下に伸びる装飾は,英文字・ギリシャ文字・キリル文字等に 0300〜036F の「合成用区分符号」を複数追加して作成します(参考)。iOS テキスト処理の都合上,前後に若干の空行を追加するのをお勧めします。現状では iPhone や Mac (Snow Leopard 以上) など一部機器でしか正しく表示されませんが,正規の Unicode 規格に準拠した方法ですので安心してお使い下さい。なお,作り方の分からない顔文字の解析には有料版の Unicoder Pro をご利用下さい。
※Mac OS X Lion のカラー絵文字について: 新しい Mac OS X Lion に搭載されたカラー絵文字は,従来の絵文字キーボードで入力する Softbank 携帯用絵文字(E001〜E537)とは異なり,Unicode 規格の公式絵文字(1F300〜1F6C5 他)を利用しています。通常の方法では入力できませんので,本アプリケーションの↯文字検索で「絵文字」等を検索して入力して下さい。
目次
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製品データ |
概要 |
Unicoder Lite は Unicoder Pro の機能限定版として開発された無料アプリケーションで,Unicode 対応文字の閲覧・入力に必要な機能のみ搭載した軽便なツールとなっています。
iPhone 等に搭載されている iOS は文字表現力と言語表現力で他の携帯機器やスマートフォンを圧倒する一方で,携帯機器用途としての差別化から文字入力機能が全般的に乏しいため,ほとんどのユーザーがその優位性を十分に生かすことができなかったのが現状でした。そこで,これら文字・言語表現における iOS の優位性を生かすための必須ツールとして,搭載された全ての文字を入力できる本アプリケーションを,無料で公開することにいたしました。
一方で,その優れた文字表現力は,メールや掲示板など他機種との情報交換の場面で文字化けを引き起こす欠点ともなっており,一部コミュニティーで iPhone の評判を悪くする厄介な問題ともなっていました。Unicoder Lite はそのような「文字化け問題」に初めて真剣に取り組んだツールとして,各種文字コードを選んで使用可能文字を分別・制限する「文字コードフィルター」も併せて搭載しました。
このように必要最低限かつ十分な機能を搭載する本アプリケーションを活用し,iOS システムフォントに搭載された約 5 万字もの圧倒的な文字が織りなす無限の可能性を,存分にお楽しみ下さい。
主な用例 |
他にも単にコード表をスクロールして眺めるだけでも,新たな発見があって楽しめます。約 5 万字の世界中の文字が醸し出す楽しさは,是非この無料アプリケーションをダウンロードして実感して下さい。
主な機能と使い方 |
Unicode パネル |
中央左のスイッチで通常のキーボードと Unicode パネルを切り換えます。Unicode パネルはスクロールして閲覧できるコード表形式の閲覧・入力パネルで,いわば 8 字×31,556 段の巨大な万国キーボードとして機能します。なお,右端のスクロールバーで Unicode 全体を移動することができます。また,左下の「△」で現れるキーボードアタッチメントで改行・空白・削除キーが使えます。 |
※パネルは文字の分類によって以下通り色分けされています。Unicode パネルでは白または青パネルの文字が入力可能です。
※Unicode パネルには Unicode で定義された全コード位置が含まれますが,iOS 未搭載文字は「□」や「?⃞」などの置換え文字で表示されます。これら未搭載文字のうちいくつかは,将来バージョンの iOS に収録される見込みです。
セレクター |
右下のアイコンでセレクターが現れます。セレクターはインテリジェントなダイヤル式で,コード位置または Unicode ブロック(文字グループ)を選択して,0000〜10FFFF に及ぶ広大な Unicode 空間を自在に移動することができます。なお,セレクターは右下の「⊗」で閉じてUnicode パネルに戻ります。 |
文字検索(ジャンプ検索) |
中央の「↯」入力欄に文字またはコード位置を入力して,該当する文字に直接ジャンプします。ブロック名(日本語または英語)の一部を入力して該当するブロックに順次ジャンプすることもできます。ブロック名検索には「*」や「?」などのワイルドカードが使えます。 |
文字コードフィルター |
クリップボード同期 |
初期状態ではテキスト編集欄がクリップボードと同期し,他のアプリケーションでコピーした内容を直接編集したり,入力した内容をそのまま他のアプリケーションにペーストできます。他のアプリケーションとの連携の際に,面倒な文章選択やメニュー選択に煩わされることはありません。クリップボード同期は設定画面(後述)で無効にすることができます。 |
コンテクストメニュー |
テキスト編集欄で文章の一部を選択すると通常のコピーやペーストの他に「↯文字検索」の項目が現れ,選択文字列に対して直接文字検索を実行できます。 |
アクションメニュー |
右上のボタンでアクションメニューが現れます。アクションメニューではヘルプなどの補助的な機能を提供します。 |
設定画面 |
アプリケーションの基本動作に関する設定は「設定」アプリケーションの「Unicoder Lite」画面で設定できます。 |
トラブル情報 |
iOS 7 における問題点 |
現行バージョン(1.1.1 以下)の Unicoder Lite は iOS 7 で起動するとヒントメッセージが閉じられず,操作不能になるという不具合が確認されています。その場合,以下の手順で対処して下さい。
上記対処法は暫定的なものにつきヒントメッセージの自動表示が無効となりますが,ヘルプ画面はアクションメニューから開くことは可能です。ただし,ヘルプ画面も同様に閉じることができなくなっていますので,上記の手順の①と④で閉じて下さい。
本ページは作成中につき,製品の詳細については App Store の製品ページをご参照下さい。また,製品に関するご質問やサポートのお問い合わせはメール <webi1310@mgjshop.co.jp> をご利用下さい。
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